診療のご案内

診療、各種検査のご案内

診療内容

各項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。

特定健康診査運営規程

クリニックまでの送迎

免許返納で、通院に苦労する方が増加していくことが予想されます。現在も送迎しておりますが今後、人数、地域を拡大していく予定です。もちろん費用はかかりません。ただし、介護、看護の資格を持たない職員がお伺いしますので車への乗り降りがご自身でできる方に限らせていただいております。車の乗り降りが困難な方には、訪問診療、往診にお伺いさせていただいております。ご相談ください。

糖尿病:

40歳以上の3人に1人が糖尿病あるいはその予備軍との報告もあります。そのうち4割は治療されていないようです。カロリー制限・運動がベースになりますが、個々に応じてアドバイスいたします。内服薬不要で高血糖状態が良くなる患者さんもたくさんおられます。内服薬が必要になる方には、生活スタイルに合った処方をさせていただきます。できるだけ1日1回で済む内服薬を使うように心がけております。インスリン注射を含め一番適した薬を使用いたします。糖尿病治療効果を判定するために必須のHbA1Cは指先採血90秒で測定可能です。合併症の程度は定期的に検査していく必要がありますので、相談の上施行しています。1型糖尿病やインスリン強化療法が必要な方には、現在使用数が増えているインスリンポンプも使用可能です。放置していると心筋梗塞・脳梗塞など命にかかわる合併症を急速に招くのが糖尿病の特徴です。A1cは6.5未満の正常値を目標にするのが一般的ですが、8.0未満を目標とすべき方もおられます。薬を使用したくない方も薬を中止したい方も現在のリスクを検査・説明した上でガイドラインを参考に指導いたします。ご相談ください。

高血圧:

ガイドライン上では130/80mmHg未満が目標血圧です。高血圧であるにもかかわらず認識していない方が日本には1400万人います。 「血圧の薬を飲み始めたら一生やめられない」ことはありません。放置していると心筋梗塞・脳梗塞など命にかかわる合併症を急速に招くのが高血圧の特徴です。ところが測定した血圧は単に数字である一面もあり。一喜一憂しすぎないでください。血管を傷つけない血流状態であれば動脈硬化が進行することはありません。また、病院に来るだけで血圧が上がる方は見かけ上は高血圧ですが治療の必要はありません。高血圧とらえるか正常血圧ととらえるかは医師の経験で変わってきます。現在の治療が正しいことを証明するために、痛みがないエコーで定期的に血管評価をしています。薬を使用したくない方も薬を中止したい方も現在のリスクを検査・説明した上でガイドラインを参考に指導いたします。ご相談ください。

脂質異常症(高脂血症、高コレステロール血症)、メタボリック症候群:

悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロールが140mg/dl以上、善玉コレステロールと言われるHDLコレステロールが40mg/dl未満、中性脂肪(TG)が150mg/dl以上になると脂質異常症と呼ばれます。放置すると心筋梗塞・脳梗塞など命にかかわる合併症を急速に招きます。「薬を飲み始めたら一生やめられない」ことはありません。薬を使用したくない方も中止したい方もご相談ください。内服薬の中には、血管新生を促すような薬や高純度のEPA・DHAもあります。ご相談ください。

心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、くも膜下出血、心臓弁膜症、大動脈解離:

心筋酵素(CK-MB、トロポニンI)、心臓の負担度(BNP)、血管の閉塞(Dダイマー)などの血液検査+エコー+CTを駆使し、急性期には1秒でも早く診断をつけ治療につなげることができるように心がけております。慢性期には増悪を防ぐこと、増悪している場合、早期診断に最大限の注意を払っております。

アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹:

まず、アレルゲンが何であるかを知ることが完治への近道です。MAST36という36種類のアレルゲンの有無を血液検査で知ることができます。結果は後日となりますが、受診当日に採血できます。気管支喘息は慢性の炎症が原因であることがわかっています。吸入を使用して長期間発作を起こさないことが完治には大切です。スギ花粉症を筆頭とする鼻炎や結膜炎には、進化が著しい抗アレルギー薬・点鼻薬・点眼薬を組み合わせ治療いたします

アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法(シダキュア、ミティキュア、アシテア)
・舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(スギ花粉、ダニ)を含むエキスを舌の下に投与し、体内に吸収させる方法です。継続的に行うことで症状を治癒(軽減)させます。
・治療は3-5年程度、毎日1回。
・対象年齢は5歳以上となります。
・保険適応となります。
・当院で非常に良好なデータが出ています。

慢性咳嗽、止まらない咳:

何ヶ月も何年も咳が止まらない方。原因をみつけて治療する必要があります。
多くの方が当日から数日で軽快しています。ご相談ください。
(原因:副鼻腔炎、咳喘息、胃酸の逆流、薬の副作用、肺癌、間質性肺炎など)

物忘れ、認知症(アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症):

認知症検査が可能です。認知症と診断された場合、これ以上認知症が進まないための内服薬が4種類発売されています。それぞれの特徴にあわせて最善の薬を選択し治療しております。認知症になる前に内服を開始すべきかどうか議論になっておりますが、私は海馬の萎縮などを認めた場合などは早めの内服開始が望ましいと思っています。長野県指定の講習会を受けて認知症相談医となっております。軽い物忘れのご相談も承っております。周辺症状(BPSD)で来院困難な方は送迎・往診・訪問診療を行っております。ご相談ください。

肥満:

ダイエット科,スマート外来など様々な施設で様々な対策がとられるようになってきております。当院では,満腹中枢を刺激するような薬,尿から糖を対外へ排泄する薬(糖尿病の方に限ります)、漢方薬を組み合わせて治療を行っております。ご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群:

放置することで若年性の心筋梗塞、脳梗塞のリスクが非常に高くなります。運転中の居眠りにつながり危険です。また、良質睡眠時にでるホルモンは体を修復してくれるホルモンであり、睡眠時無呼吸が続くとその分泌過少から、血管障害、臓器障害とともに老けて見えるようになります。簡単なクリップ(検査項目参照)をつけて眠るだけで診断がつきます。重症の場合CPAP装置を業者より貸し出しし使用していただいております。保険適応でありますが、月々診療費込み3割負担で5,000円弱が必要となります。

内頚動脈狭窄:

内頚動脈の評価は頸動脈エコーで行っております。体に対する負担はありません。高血圧・糖尿病・高コレステロール血症による血管障害と治療効果の評価にエコーが非常に重要です。もし内頸動脈狭窄がある場合は、心臓・全身の血管に同様の狭窄があると考えるべきです。さらに、血圧・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値を厳格に下げないと狭窄は進行してしまいます(血圧120mmHg未満、LDLコレステロール70mg/dl未満など)。

便秘、下痢:

積極的に漢方薬を処方しています。漢方が飲める方に便秘で悩む方は皆無です。「毎食後、腹痛なしに柔らかめの便が出る。」これが体にとっては最良なのでしょうが、外出先、仕事中、学校などで切迫する便意を感じることは、社会的には好ましくないことでしょう。様々な希望があり、その希望に沿った排便コントロールを心がけております。また、心理的な要因が強い過敏性腸症候群は増加傾向で便秘型、下痢型それぞれに著効する薬も使用しております。

癌:

CT、エコーで画像診断いたします。血液検査である腫瘍マーカー、検便も診断に有用です 体重減少がある方、痛みがある方は癌のリスクがあると考えられるため保険適応で精査できます。症状や体重減少がない方はドックで精査いたします。

甲状腺疾患:

甲状腺エコーにて甲状腺がん、橋本病(慢性甲状腺炎)、腺腫様甲状腺腫、バセドウ病など侵襲なしで検査できます。エコー診断をより確実にするために血液検査も行います。

乳腺疾患:

触診とエコーで乳がん・線維腺腫・乳腺症などを確定診断いたします。悪性が疑わしい場合や生検が必要と判断した場合は手術可能な大病院へ即日紹介しております。若い方の検診では、エコー+マンモグラフィーともに施行することが推奨されております。恥ずかしさで受診率が下がることを防ぐため、乳房を見ることになる視診は施行しておりません(ブラインドで触診します)。

前立腺がん、前立腺肥大症、頻尿:

エコーで診断いたしますが、PSA血液検査は癌と確定診断するのには必須です。
頻尿に対しては、前立腺肥大に対する薬や過活動膀胱に対する薬、尿失禁に対する薬など様々な薬の処方をしております。

骨粗しょう症:

骨密度を下げないために様々な種類の内服薬や注射があります。半年に1回の注射などは多くの方が当院で施行中です。骨密度測定もできます。

胸痛、腹痛、頭痛、関節痛:

当院で検査し診断をつけます。外見だけで重症と判断した場合は検査なしで大病院へ紹介することも少なからずあります。慢性の痛みには消炎鎮痛薬を使わずに治療するようにしています。漢方薬や抗うつ薬などが有効なことがあります。

けが、やけど、虫刺され:

切った。うった。やけどした。蜂に刺された。などすべてすぐに処置が可能です。
もちろん、大出血などの疑いがある場合は受診後、1秒も無駄にせずに検査いたします。
予定した受診とはならないため、必ず電話してからご来院ください。

足のむくみ:

下肢の浮腫の原因は様々です。心不全あるいは腎不全・リンパ浮腫・静脈瘤・深部静脈血栓症・貧血・低蛋白・甲状腺機能低下症・悪性腫瘍などがあります。できるだけ早い対応が必要な場合が多々あります。ご相談ください。

皮膚、皮下のできもの、湿疹:

エコーで診断をつけます。粉瘤・脂肪腫・ガングリオンなどが頻度の高い良性腫瘍です。

心臓ペースメーカー:

ペースメーカーが挿入されている方は、ペースメーカーの不具合で命の危険にさらされます。定期的なチェックが必要です。ペースメーカークリニックは毎週、火曜日の午後行っています。また、電池が少なくなった人は交換することが必要です。電池の寿命は約10年です。当院では日帰りで手術をおこなっております。局所麻酔で施行し手術時間は約10分です。ペースメーカークリニックは業者が同行する必要があり、訪問診療、往診での対応はできない場合が多いのが現状です。交通手段の問題で通院が難しい方は当院からの送迎をご利用ください。手術時も送迎をご利用ください。

静脈瘤:

静脈弁が壊れ、血液が逆流するために起こることがほとんどです。初診時にエコーで診断いたします。当院では逆流している部分をしばる高位結紮、アルコールを注入し静脈をつぶす硬化療法を併用しています。高位結紮は局所麻酔下で施行します。2-3cmの傷が2-3か所つきます。手術直後に歩いて帰宅することが可能でそのまま力仕事も可能です。手術時間は片足15分です。抜糸後、硬化療法(手技は2-3分で終了)を追加しています。

動脈瘤:

動脈が拡張してしまう病気です。大きくなればなるほど破れる可能性が高くなってしまいます。原因は様々ですが動脈硬化性のものが多数です。破れた場合は突然死の可能性が高く、ある程度以上の大きさになった場合は破れないようにするため手術が必要となります。命の危険がある手術ですので、破れる可能性がある程度高くなった時点で紹介させていただきます。東信唯一の心臓血管手術を施行している佐久医療センターへ治療をお願いしております。大きくならない動脈瘤は手術が不要な場合もありますので、定期的なCT撮影が必要です。

うつ病、抑うつ、不安、不眠症:

少しの環境の変化で人はうつ傾向に簡単になります。例えば「あなたに癌が見つかりました」と言われるとほぼ100%の人が抑うつ状態となります。もちろん、プライベートでのストレスなどが取り除かなければ完璧にはなりませんが、気になりすぎて生活ができない状態は内服薬で抜け出すことができます。不眠、いろいろな痛みに対しても抗うつ薬が有効な場合が多数あります。ご相談ください。仕事をすることが難しいなどの診断は精神科医や産業医にお願いしています。

鉄欠乏性貧血:

偏食や生理異常で鉄欠乏性貧血になる若い方が増加しています。鉄剤の内服が基本となりますが、嘔気、下痢などの副作用が出やすいのが鉄剤の特徴です。どうしても内服できない方には内服方法の変更や鉄剤の注射が有効です。

漢方薬:

積極的に使用しています。将来的には漢方薬によって体質が変わりますので体調がよくなったまま休薬できる方が数多くいらっしゃいます。便秘・下痢・パニック障害・うつ病・不眠・更年期障害・月経困難症・PMS・足のつり・手足のしびれ・四十肩・頭痛・胸痛・腹痛などありとあらゆる症状に効果があります。また、西洋医学で病名がつかない場合でも、東洋医学的には必ず病名がつきます。特に脈診は漢方治療を受ける受けないにかかわらず、受診していただいている方全員に施行しております。

風邪、インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルス感染症:

ウイルス感染に対しては抗インフルエンザ薬、抗ヘルペス薬などがあります。しかし、抗ウイルス薬はその種類が非常に少なく、経過観察以外なにもできない場合がほとんどであると考えていらっしゃる方が多いと思います。しかし、実際にはそうではありません。 当院では漢方薬を処方し当日軽快できると考えております。

禁煙外来:

もともと喫煙者だった院長ですが、チャンピックスで禁煙できた後、再度喫煙してしまった失敗歴を持っています。その後自力で禁煙に成功しています。成功の仕方、失敗の仕方ともに知っている院長のもとで禁煙に挑戦してみませんか?
禁煙外来は毎日行っております。チャンピックスなどの禁煙補助剤が3ヶ月間保険適応となります。

往診、訪問診療:

クリニックの近隣や平尾地区には訪問診療中のお宅が多く、新規にも往診しやすくなっております。いろいろな希望に添えるようにしたいと考えております。ご相談ください。
また、定期受診時にはクリニックまでの送迎も行っております。ご相談ください。

予防接種、抗体検査:

破傷風・麻疹風疹混合(MR)・風疹・日本脳炎・肺炎球菌・おたふく・水痘(帯状疱疹予防)・B肝炎・インフルエンザ

ポリファーマシー(多剤投与):

さまざまな症状に対し処方がなされたり、複数の病院から処方されている方は、いつの間にか内服薬が増えてしまうことが多くあります。当クリニックでは漢方薬を使い、不要な薬剤を中止できている方が数多くいらっしゃいます。心筋梗塞・脳梗塞・癌などの既往がなければ、75歳を過ぎれば西洋薬はすべて中止できないか常に考えています

検診(ドック)のご案内

胸腹部がんドック

★CT:胸部+腹部 ★エコー:腹部 ★腫瘍マーカー:CEA、 AFP、 CA19-9、 CA125(女性)、 PSA(男性) ★検便

脳ドック

★エコー:頸動脈 ★CT:頭部

血管ドック ★エコー:頸動脈(全身の血管の狭窄度合いを間接的に評価できます)
★ABI:足の血圧測定により血管年齢、血流が評価できます。
心臓血管ドック 上記血管ドックに ★心エコー ★胸部CT ★心電図 ★胸部レントゲン を加えたものです。大血管の性状、心機能なども詳しく検査できます。
呼吸器ドック ★CT:胸部(COPD、肺気腫の程度を測定いたします) ★呼吸機能(スパイロ)
オプション 視力、聴力、問診・聴診・触診、血液検査、尿検査、心電図、胸部レントゲン、
各種エコー、各種CT、ABI、呼吸機能、骨密度、検便、PSAなどの腫瘍マーカー